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- 目的 -
PROPOSE
- コミュニケーションの力で事故を減らす市民主体型交通安全プロジェクト -
福岡県警の平成21年の交通年間によると、福岡県の事故件数は44,340件(全国ワースト4位)、悲しいことに飲酒運転事故は296件(2010年11月末時点で全国ワースト1位)という残念な現状といえます。さらに、その影響で起こる事故渋滞は、利便性や経済活動の損失のみならず、CO2の発生にも繋がります。
これまで、その解決策は道路・交通管理者側にのみ委ねられていました。しかし、クルマとクルマ、つまり、ヒトとヒトが絶え間なく交差する道路では、走るひとの思いやりや培われた知恵こそが最大の安全策であり、コミュニケーションなしに事故を減らすことはできません。
- 共感が動機を生み、連鎖しはじめた -
2007年8月に小山薫堂氏を発起人としてキックオフした東京スマートドライバーは、首都高速道路を舞台として、企業と市民の垣根を越えて「幸せの連鎖」を続けています。
東京スマートドライバーが発信したメッセージは、確かに人々の心を捉え、そして、その輪を広げ続けています。首都高のより良い環境づくりを提言するプロドライバー。自分が身をおく環境の中で、出来ることを探してくる一般企業の会社員。私達では気付かないようなアイデアを提案してくれる二人の子供のお母さん。事務局のメールには毎日のように市民からの問い合わせがくるようになり、実にたくさんの市民がこの活動に手を上げて、それぞれの動機を持って自発的に活動してくれるまでに成長したのです。
「コミュニケーションの力できっと事故は減らせる!」
福岡でも、福岡らしさを加えながら、着実に[仲間=スマートドライバー]が九州全域にまで繋がっていけば、とても素敵なことだと思います。
- 無意識の思いやりがある人たちを「スマートドライバー」と呼んでみた -
車社会におけるこれまでの歴史の中には、無意識のうちに全体の調和と安全な走行環境をつくりだし、他者に配慮する心を持つドライバーたちが、見えざる資産として存在しているはず。私たちは彼らのことを「スマートドライバー」と呼ぶ事にしました。そんなスマートドライバーたちを顕在化し、その主体性を支援する活動が「福岡スマートドライバープロジェクト」です。
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